昨日の日記で心配してくれた皆さん、ありがとう。そしてごめんなさい。
心配させようと思ったわけではないので、気にしないでくださいね。
ただ書いてるうちに、止まらなくなっただけで…。

心配させついでに(?)入院中のエピソードを…。

σ(^_^)が入院したのは、ちょうど4年前の5月の終わりでした。
産婦人科の病棟だったので、出産で入院されてる人が大半でしたが、中には流産や、子宮をくくる手術のために入院してるという人もいました。
σ(^_^)は6人部屋で、3週間過ごしました。
でも、出産での入院ってたいがい1週間で退院するじゃないですか。
そのうち主のようになりましたよ。(笑)

三つ子を出産した、という人が隣のベッドに居て、10週目の頃から入院してるという話を聞いたり、今回は無事に出産したけど、過去に2回流産を経験したという人の話を聞いたり。
色々な人がいるな〜って。

お見舞いに来る人も多いから、お菓子のお裾分けなんかも多くて…。
テレビを置いていたこともあって、退屈することはありませんでした。

そーぽんの母が来てくれたとき「子供生んだ人ばかりだから辛いね」と、σ(^_^)をねぎらってくれました。
でも、その時のσ(^_^)はそれを辛いとは思ってなかったんですよね。自分でも分らないけど…。

新生児室の赤ちゃんも普通に見れたし、幸せそうなお母さんたちを恨めしいとか思わなかった。

意外と神経図太いのかも…(’-’*)フフ

そんな中、婦長さんがご自分の流産の体験を聞かせてくれました。
「何故、自分ばかりがこんなに悲しい目に遭うんだろう。こんな仕事しているのに、幸せそうな妊婦さんを見て、突き飛ばしてやりたいと思ったこともあったのよ…」
“突き飛ばしてやりたい”なんて、本当に思ったのかどうかは、σ(^_^)には知る由もないけど、そんなことを考えもしなかった自分がなんだか嬉しかったのを覚えています。

幸せな他人を妬んで、それを壊してやりたいと思わない自分でいられたのが嬉しかった。
意外と鈍感なのかもしれないな〜。

でもね、母と話しているときに“胞状奇胎”って分った後に「身体は丈夫に生んだんやけどね…」って言われて、「どうせやったら、身体の中も丈夫に生んでくれたら良かったのに…」ってつい言っちゃって、傷つけちゃった。
そんなの、母のせいじゃないのに…。
今でも謝れないでいます。

入院中の3週間、そーぽんは毎日来てくれました。1日だけはどうしても仕事で来れないっていうのはあったけど。
同じ部屋の人達に「優しいご主人やね〜」と言われました。

当時そーぽんは京都にある会社に勤めてて、そのお店は夜の10時に閉店だから、普通だと絶対に面会時間に間に合わないの。たしか7時までだったと思う。でも家族は特別に、消灯時間の9時までは大目にみますって言われたので、仕事を早く終わらせて、来てくれました。
「面会にかこつけて、早よ帰れるわ〜」なんて言ってました。

普段はやらないご飯の仕度や洗濯も、まめにやってたみたい…。

たくさんの人のおかげで、σ(^_^)は投げやりにならずにいられたし、今もこうやって生きていられます。子供を持つことも、諦めてないし。

見かけはちっちゃくて、頼りなさげに見えるみたいなんだけど、実は強いんだな、これが。

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