昨日「16週」というドラマを見た。
向井亜紀原作のドラマ。

妊娠が分かったときの喜び。
癌を発見したときの衝撃。
妊娠を続けるか否かの心の葛藤。
おなかの中の子供への思い。
子供をあきらめなくてはならなくなった深い悲しみ。

すべての出来事が5年前の自分に重なる。

そーぽんは
「ホントはこのドラマ見てほしくなかった。
 みかりが辛くなると思ったから」って言ったけど。。。

でも、私は見たかった。

絶対に泣くの分かってたけど
でも、そんな経験をせずにこのドラマを見ても
私はきっと泣いただろう。

彼女と違って私のときは
子供を生むかどうかの選択の余地はなかった。。。
だって、すでに子供は私の中で生きていなかったから。

その点では私のほうが傷は浅い。
自分の意思で子供の命を奪うという決断をせずにすんだ。。。

5年という年月は長いようで短い。

ドラマを見ている最中
そのときに起こったこと、感じたこと
言われたこと、言ったこと。。。
いろんなことがオーバーラップした。

ああ。。。この事実は私の中で風化してない。。。

だけどね、見てよかったと思うよ。
前向きに生きようとする、向井亜紀さんの姿。
すごくステキだと思ったし、自分もそうありたいと感じた。

周りの人が次々と妊娠、出産をしていく。
「おめでとう!」って言うことが出来る。
赤ちゃんに会って、素直にかわいいと思える。
あやして笑ってくれると本当にうれしい。

だから思える。

私は後ろ向きにはなっていない。大丈夫。

だって、私はまだ自分の力で子供を持つことができるはずだもの。。。


今年は「乳がん・子宮ガン検診」受けてみようかなって思います。


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